AI-OCRとは?おすすめ15選を料金・精度・手書き対応で比較【2026年最新】

この記事の要約と結論
AI-OCRとは、ディープラーニングで手書きや非定型の帳票まで読み取るOCRで、帳票ごとのレイアウト設定を減らせます。
料金は従量課金型・定額型・買い切り型の3種類で、公式料金で計算すると月300枚なら2万〜3万円前後のプランがあります(2026年10月時点)。
選ぶ際は、帳票への対応・月の処理枚数・確認画面・連携先・セキュリティの5つを確認し、2〜3製品の無料トライアルで比べます。
AI-OCRは、請求書・注文書・申込書などの紙やPDFをデータに変えるツールです。AI HACK for Bizでも60以上の製品を掲載しています。手書きに強い製品、非定型の請求書に強い製品、オンプレミスで使える製品など、得意分野は製品ごとに異なります。
AI-OCRの仕組みと料金体系を把握すると、自社の帳票と処理枚数に合う製品を迷わず絞り込めます。逆に、料金の仕組みを比べずに選ぶと、枚数が増えたときに想定より費用がかさみます。
本記事では、AI-OCRとは何か・従来のOCRとの違い・料金体系3種類・選び方5つをまとめています。さらに、法人向けのおすすめAI-OCR15選を、公式サイトで確認した料金と対応帳票で比較します。
【早見表】目的別のおすすめAI-OCR
AI-OCRは、読み取る帳票の種類と月の処理枚数によって、向いている製品が変わります。同じ「請求書の読み取り」でも、月に数百枚か数万枚かで、料金体系の合う製品が違うからです。
ここでは、目的別におすすめのAI-OCRを一覧にします。気になる製品があれば、後半の「おすすめのAI-OCR15選」で料金と特徴を確認してください。
目的 | おすすめのAI-OCR | 料金体系 |
|---|---|---|
月数百枚から小さく始めたい | AISpect/LINE WORKS PaperOn/スマートOCR | 月額+従量/定額(回数上限つき) |
非定型の請求書・注文書を大量に読みたい | DX Suite/SmartRead/GenOCR | 月額・年額+従量/定額(ページ上限つき) |
手書きの申込書・アンケートを読みたい | AIよみと~る/AI-OCRらくスルー/DynaEye 11 | 定額+超過従量/年間ライセンス |
社外にデータを出さずに使いたい | DynaEye 11/AIRead(Stand-alone)/AnyForm OCR | 年間ライセンス/買い切り |
入力の確認まで人に任せたい | eas/SmartRead PLUS+ | 月額固定+従量 |
Excelの上で読み取りから転記まで済ませたい | ジーニアルAI OCR | ユーザー数による月額 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
まずは自社の帳票と月の枚数を書き出し、上の表から2〜3製品に絞って無料トライアルで比べましょう。
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バイテック法人AI研修の資料をダウンロード(無料)AI-OCRとは?従来のOCRとの違い
AI-OCRは、紙の帳票をデータ化する手段として、手入力やRPAとあわせて使われることが増えています。導入を検討する際は、従来のOCRで何ができなかったかを知っておくことが重要です。
ここでは、AI-OCRの定義、従来のOCRとの違い、生成AIを使う新しい方式、向いている業務と向かない業務の4点を解説します。
AI-OCRとは
AI-OCRとは、ディープラーニングなどのAI技術で文字認識の精度を高めたOCR(光学文字認識)です。
従来のOCRは、あらかじめ登録した文字の形と照らし合わせて読み取るため、くせのある手書きや帳票ごとに違うレイアウトが苦手でした。AI-OCRは大量の文字画像から学習したモデルで読み取るため、手書き文字や、項目の位置が帳票ごとに違う非定型の書類にも対応できます。
ただし、AI-OCRでも読み取り結果が100%正しいとは限りません。読み取り後に人が確認する工程を残す前提で導入を計画しましょう。
従来のOCRとの違い4つ
AI-OCRと従来のOCRの違いを、4つの観点で比較します。
観点 | 従来のOCR | AI-OCR |
|---|---|---|
手書き文字 | 枠内に丁寧に書いた文字でないと読みにくい | くせのある手書きにも対応する製品が多い |
非定型の帳票 | 帳票ごとに読み取り位置の設定が必要 | 項目の位置をAIが推定する製品がある |
設定の手間 | レイアウトが変わるたびに設定し直す | テンプレート不要・項目名の指定だけで読める製品がある |
精度の改善 | 設定と辞書の手作業による調整が中心 | 修正結果の学習や、2つのエンジンの照合で精度を高める製品がある |
上記の違いにより、AI-OCRは取引先ごとにレイアウトが違う請求書や、手書きの申込書の入力を減らすのに向いています。
生成AIを使う新しいAI-OCR(IDP)とは
生成AIを使うAI-OCRとは、大規模言語モデル(LLM)で書類の文脈や項目の関係を読み取り、必要な項目を抜き出す方式です。文字を読むだけでなく、書類の受け取りからデータ連携までを自動化する仕組みは、IDP(インテリジェント文書処理)とも呼ばれます。
たとえば、GenOCRやRECERQA Scanは、帳票ごとのテンプレートを作らずに、抽出したい項目を指定するだけで読み取れると公式サイトで説明しています。DX Suiteを提供するAI inside株式会社も、2026年11月から新しい「DX Suite」を提供開始予定と公式に発表しており、AI-OCRを中心としたサービスから「全社AI基盤」へ位置づけを変えています。
ただし、生成AIの処理を外部のサーバーで行う製品もあります。データの送り先とAIの学習に使われるかどうかを、セキュリティの観点で確認してください。
AI-OCRに向いている業務と向かない業務
AI-OCRは、同じ種類の書類を毎月まとまった枚数処理する業務で効果が出やすいツールです。向いている業務と向かない業務は、以下のとおりです。
向いている業務 | 向かない業務 |
|---|---|
取引先から届く請求書・納品書の入力 | 月に数枚しか発生しない書類の入力 |
FAXで届く注文書の受注入力 | 1文字の誤りも許されず、全件の目視確認が必要な業務 |
申込書・アンケート・届出書の集計 | 文字がかすれた古い資料など、画像の品質が低い書類 |
自治体の申請書・調査票のデータ化 | 読み取った後の入力先・活用方法が決まっていない業務 |
向かない業務に当てはまる場合も、入力代行(BPO)と組み合わせた製品なら対応できることがあります。
AI-OCRを導入するメリット4つ
AI-OCRの導入効果は、手入力の時間を減らすことだけではありません。読み取ったデータを会計ソフトや基幹システムに流すことで、入力からチェックまでの流れ全体を短くできます。
ここでは、AI-OCRを導入するメリットを4つ紹介します。
手入力の時間を減らせる
AI-OCRを導入すると、帳票の文字を目で見てキーボードで打ち込む時間を減らせます。読み取り結果の確認と修正だけに作業を絞れるためです。
たとえば、月に数千枚の注文書を入力している部署では、入力担当者の作業を確認作業に置き換えられます。ただし、確認の工程は残るため、削減できる時間は帳票の種類と読み取り精度によって変わります。
手書き・非定型の帳票も読み取れる
AI-OCRは、従来のOCRが苦手だった手書き文字や非定型の帳票も読み取れます。学習済みのモデルが、文字の形のばらつきや項目の位置の違いを吸収するからです。
たとえば、取引先ごとにレイアウトが違う請求書でも、「請求金額」「支払期日」などの項目を指定して読み取れる製品があります。ただし、縦書きや旧字体への対応は製品によって違うため、トライアルで自社の帳票を読ませて確認しましょう。
RPAや基幹システムと連携して入力まで自動化できる
AI-OCRは、RPAや会計ソフトと連携させると、読み取りからシステムへの登録まで自動化できます。多くの製品がCSV出力やAPI連携に対応しているためです。
たとえば、SmartReadはUiPath・BizRobo!・WinActor向けのコネクタを無償で提供しています。連携先が決まっていない場合は、導入前に情シス部門とデータの受け渡し方法を決めておくことが重要です。
修正結果を学習して精度を高められる製品もある
AI-OCRには、使うほど読み取り精度が上がる仕組みを持つ製品もあります。人が修正した結果を学習したり、2つのエンジンの結果を照合したりして、誤りを減らすためです。
たとえば、DynaEye 11は2つのOCRエンジンの結果を比べる「ベリファイOCR」を、AnyForm OCRはAI型と非AI型のエンジンを照合する「WOCR」を搭載しています。ただし、学習の仕組みは製品ごとに異なり、追加費用がかかる場合もあります。
AI-OCRのデメリット・注意点と対策
AI-OCRは便利なツールですが、導入すれば入力作業がゼロになるわけではありません。注意点を知らずに導入すると、確認作業や設定に想定外の手間がかかります。
ここでは、AI-OCRのデメリットと対策を、つまずきやすい順に表で整理します。
デメリット・注意点 | 起きやすい場面 | 対策 |
|---|---|---|
認識率は100%にならない | 金額・口座番号など誤りが許されない項目 | 確認・修正画面が使いやすい製品を選ぶ。入力代行つきのサービスと組み合わせる |
縦書き・旧字体・崩れた手書きが苦手な製品がある | 古い台帳、手書きの申請書 | トライアルで実際の帳票を読ませ、項目ごとの正答率を確かめる |
読み取った後のデータ活用に設定が要る | CSVを手作業で基幹システムに取り込んでいる | 連携先(RPA・会計ソフト)を導入前に決め、API連携の可否を確認する |
枚数が増えると費用が膨らむ | 従量課金で処理枚数が想定より増えた | 月の枚数で従量型と定額型の総額を比べる |
データを社外に送る | 個人情報・機密情報を含む書類 | オンプレミス版を選ぶか、保存場所・認証・学習利用の有無を確認する |
上記の注意点は、導入前のトライアルと料金の試算で多くを防げます。以下では、料金体系の違いを解説します。
AI-OCRの料金体系3種類と料金の目安
AI-OCRの料金は、製品によって課金の単位が「枚数」「項目数」「文字数」「ユーザー数」とばらばらです。そのため、月額だけを並べても、自社にとっての安い・高いは判断できません。
ここでは、料金体系を3種類に分けて解説し、公式サイトの料金から月300枚・1,000枚・1万枚の場合の例を計算します。
従量課金型
従量課金型は、読み取った枚数・項目数・文字数に応じて料金が増える料金体系です。月の基本料に従量分を足す製品が多く、処理量が少ない月は費用を抑えられます。
たとえば、AISpectの「プラン1」は月額基本料15,000円に1枚15円を足す料金です(税抜)。ただし、処理枚数が増えると総額が膨らむため、繁忙期の枚数も含めて試算しましょう。
定額型(上限つき)
定額型は、月額や年額を払い、決められた枚数・回数・項目数の範囲で読み取れる料金体系です。予算を立てやすく、毎月の処理量が安定している企業に向いています。
たとえば、LINE WORKS PaperOnの「ライト」は年額契約で月30,000円、読み取り回数は月800回までです(税抜)。上限を超えた場合は追加料金がかかるため、超過分の単価も確認が必要です。
買い切り・年間ライセンス型
買い切り・年間ライセンス型は、PCやサーバーにソフトウェアを入れて使う料金体系です。オンプレミスで動く製品に多く、読み取り枚数に上限がないプランもあります。
たとえば、AIReadの「Stand-alone」は1台1,200,000円(税抜・初年度サポート込み)で、読み取り枚数は無制限です(定型帳票のみ)。初期費用は大きくなるため、数年分の総額で比べましょう。
月300枚・1,000枚・1万枚の料金の例
公式サイトの料金表から、処理枚数別の月額の例を計算します。初期費用は含めていません。
月の処理枚数 | 製品・プラン | 月額の例 | 計算の前提 |
|---|---|---|---|
300枚 | AISpect プラン1 | 19,500円(税抜) | 基本料15,000円+15円×300枚 |
300枚 | スマートOCR SDクラウドサービス | 30,000円〜 | 3ユーザー・300枚まで(初期費用100,000円は別) |
300枚 | LINE WORKS PaperOn ライト | 30,000円(税抜) | 年額契約・月800回まで |
1,000枚 | AISpect プラン1000 | 20,000円(税抜) | 基本料10,000円+1,000枚ごと10,000円 |
1,000枚 | LINE WORKS PaperOn スタンダード | 50,000円(税抜) | 年額契約・月2,000回まで |
1万枚 | AISpect プラン1000 | 110,000円(税抜) | 基本料10,000円+10,000円×10 |
1万枚 | GenOCR Enterprise(クラウド版) | 160,000円 | 年1,920,000円・年180,000ページまで(初期費用200,000円は別) |
1万枚 | SmartRead エンタープライズ | 200,000円相当(税抜) | 年2,400,000円・処理可能枚数24万枚前後/年(定型文書10項目の例) |
※2026年10月時点・各社公式サイトより。1枚1ページ・1回で読み取る前提で計算しています。
処理枚数が少ないうちは従量課金型、毎月1万枚規模なら年額の定額型が候補になります。実際の費用は項目数や帳票の種類で変わるため、見積もりで確認しましょう。
AI-OCRの選び方5つ
AI-OCRは、精度の数字や月額だけで選ぶと、自社の帳票が読めない・費用が合わないといった失敗につながります。各社が公表する精度は検証の条件がそろっていないため、単純に比べられないからです。
ここでは、AI-OCRを選ぶ際に確認したい5つのポイントを紹介します。本記事のおすすめ15選も、この5つを公式サイトで確認できた製品から選んでいます。
読み取る帳票に対応しているかを確認する
AI-OCRを選ぶ際は、まず自社の帳票に対応しているかを確認しましょう。手書き・非定型・縦書き・多言語への対応は、製品によって大きく違うためです。
確認したい項目は、以下のとおりです。
- 手書き文字(枠内の数字だけか、自由記述まで読めるか)
- 非定型の帳票(取引先ごとに違う請求書を、テンプレートなしで読めるか)
- 縦書き・表・チェックボックス・押印
- 英語・中国語など日本語以外の書類
請求書を読み取る場合は、電子帳簿保存法に対応した保存機能の有無もあわせて確認すると、保存の仕組みまで一度に整えられます。
月の処理枚数から料金体系を決める
AI-OCRの料金体系は、月の処理枚数から決めると総額の差が分かります。従量課金型と定額型は、処理枚数によって割安になる範囲が逆転するからです。
たとえば、月300枚なら従量課金型の月額が2万円前後に収まる製品があります。一方、月1万枚を超える場合は、年額の定額型のほうが1枚あたりの単価を下げやすくなります。繁忙期の最大枚数も含めて試算しましょう。
確認・修正の画面と精度を上げる機能を確認する
AI-OCRの使い勝手は、読み取り後の確認・修正のしやすさで決まります。どの製品でも確認作業は残るため、修正の手間が全体の作業時間を左右するからです。
たとえば、DX OCRは確信度の低い文字を赤で強調し、easやSmartRead PLUS+はオペレーターによる確認まで代行します。デモでは読み取り精度だけでなく、修正画面の操作も試してください。
RPA・会計ソフト・基幹システムと連携できるかを確認する
AI-OCRを選ぶ際は、読み取ったデータの連携先を確認しましょう。連携できないと、CSVを手作業で取り込む工程が残り、効果が半減するためです。
確認したい連携方法は、CSV出力・API連携・RPA向けコネクタ・クラウドストレージ連携の4つです。kintoneやboxと連携できるDX OCRのように、連携先を公式サイトで公開している製品もあります。
セキュリティと提供形態を確認する
AI-OCRで個人情報や取引情報を扱う場合は、セキュリティと提供形態の確認が必要です。クラウド型は書類の画像を社外のサーバーに送るため、自社のセキュリティ基準に合うかを判断する必要があるからです。
確認したい項目は、以下のとおりです。
- データの保存場所(国内のデータセンターか)と保存期間
- ISMS(ISO/IEC 27001)・ISO/IEC 27017などの認証
- 読み取った書類をAIの学習に使うか
- IPアドレス制限・SSOなどのアクセス管理
社外にデータを出せない場合は、DynaEye 11やAIRead Stand-aloneのように、PCの中で処理が完結するオンプレミス型を選びましょう。
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バイテック法人AI研修の資料をダウンロード(無料)おすすめのAI-OCR15選【法人向け】
AI-OCRは、汎用的に使えるクラウド型から、生成AIを使う新しい製品、オンプレミスで動くソフトウェアまで幅広く存在します。自社に合う製品を選ぶには、料金体系と対応帳票を同じ形式で比べることが重要です。
ここでは、選び方5つに沿って公式サイトで料金・対応帳票・提供形態を確認できた15製品を紹介します。並び順は、汎用的なクラウド型、生成AI型、用途特化・オンプレミス型の順で、優劣を示すものではありません。
DX Suite
運営会社 | AI inside株式会社 |
|---|---|
料金 | Lite:40,000円〜/月(初期費用0円) |
料金体系 | 月額(無料枠つき)+従量 |
無料トライアル | 1か月のトライアルを案内(料金ページのTrial for DX Suiteは基本料金40,000円〜) |
提供形態 | クラウド(オンプレミスは別製品「AI inside Cube Atlas」を案内) |
対応帳票 | 手書き・活字・FAX・表・写真。請求書・注文書・契約書・図面などの非定型帳票 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
DX Suiteは、手書きから非定型の帳票まで幅広く読み取れるAI-OCRです。独自のAI Agent「Ultra-OCR」が読み取り結果を自ら検算し、誤りの可能性がある箇所だけを人に確認依頼する仕組みを公式サイトで説明しています。
AI inside株式会社は、2026年11月から新しい「DX Suite」を提供開始予定と発表しています。新しいDX Suiteは、書類を理解するAIに加えて、業務を組み立てるAI・承認をつなぐ仕組み・組織の知識を活用するAI「Engram」などを1つに統合し、提供開始時点で200を超えるコネクタを用意するとしています。
セキュリティ面では、ISMS(ISO/IEC 27001)とISO/IEC 27017の取得を公式サイトで公表しています。導入実績は「3,000契約以上」です。
向いている企業
AI-OCRで読み取った後の承認・システム登録まで、業務全体をAIで自動化したい中堅〜大企業に向いています。
気になる点
2026年10月時点の公式料金ページは、すでに新しいDX Suiteのプラン(Lite/Standard/Pro)の表記で、適用開始日の記載がありません。契約の時期によって条件が変わる可能性があるため、見積もりの際に確認してください。
SmartRead
運営会社 | 株式会社Cogent Labs |
|---|---|
料金 | スモール:36万円/年(月額3万円相当) |
料金体系 | 年額(無料枠つき)+項目・ページ単価 |
無料トライアル | あり(500枚まで) |
提供形態 | クラウド/オンプレミス |
対応帳票 | 活字・手書き。定型・準定型・非定型。チェックボックス・二重線 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
SmartReadは、文書の自動仕分けを標準で備えたAI-OCRです。AIの事前学習が不要で、クラウド版とオンプレミス版で同じ操作画面を使えます。
RPA向けのコネクタ(UiPath・BizRobo!・WinActor)を無償で提供しており、読み取りからシステム登録までを自動化しやすい点が特徴です。オペレーターが確認まで担う「SmartRead PLUS+」も用意されています。
ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017の認証とプライバシーマークを取得しています。2026年10月15日のプレスリリースでは、製品名を「COGENT AI SmartRead」と表記しています。
向いている企業
書類の種類が多く、仕分けから読み取りまでを一度に自動化したい企業や、オンプレミスでの運用も検討している企業に向いています。
気になる点
契約期間は1年単位です。処理可能枚数の目安(スモールで年1.8万枚前後)は定型文書10項目の例のため、項目数が多い帳票では目安より少なくなります。
スマートOCR
出典:スマートOCR公式サイト
運営会社 | 株式会社インフォディオ |
|---|---|
料金 | SDクラウドサービス:初期費用100,000円、月額30,000円〜(3ユーザー・1グループ・〜300枚) |
料金体系 | 定額(枚数上限つき) |
無料トライアル | 0円トライアル(5日間・100枚まで) |
提供形態 | クラウド/専用クラウド/プライベートクラウド/オンプレミス |
対応帳票 | 定型・非定型・活字・手書き・チェックボックス。日本語・英語・数字 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
スマートOCRは、非定型帳票や手書き文字を読み取れるAI-OCRです。ディープラーニングによる文字認識に、自然言語処理による補正を組み合わせています。
請求書・決算書・通帳・身分証明書・健康診断書の読み取り用パックがあり、帳票の種類が決まっている場合は設定の手間を減らせます。公式サイトでは、国税庁「確定申告書作成コーナー」の源泉徴収票読み取りへの採用実績を紹介しています。
提供形態が4種類あり、閉域網での運用にも対応しています。SDクラウドサービスはISO27001・ISO27017の認証を取得しています。
向いている企業
まず月300枚程度から小さく始め、将来は専用環境やオンプレミスへの移行も考えている企業に向いています。
気になる点
SDクラウドサービスで300枚を超えた場合の単価は、公式サイトに記載がありません。最低利用期間は3ヶ月です。
LINE WORKS PaperOn(LINE WORKS OCR)
運営会社 | LINE WORKS株式会社 |
|---|---|
料金 | ライト:30,000円/月(読み取り800回/月) |
料金体系 | PaperOnは定額(回数上限つき)、OCR APIは従量 |
無料トライアル | PaperOnは30日間の無償トライアル(200回まで) |
提供形態 | クラウド |
対応帳票 | 定型・非定型・手書き。FAX文字・訂正印・二重線・チェックボックス・表 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
LINE WORKS PaperOnは、LINE WORKS OCR(旧CLOVA OCR)の技術を継承して2025年10月に提供が始まったAI-OCRです。AI-OCRと生成AIを組み合わせ、受け取り・読み取り・修正・データ連携・保管までを1つのツールで行えます。
LINE WORKSを契約していなくても利用でき、ユーザー数に制限はありません。自社帳票での精度検証や初期設定は、公式サイトによると無料で支援を受けられます。
自社のシステムにAI-OCRを組み込みたい場合は、開発者向けの「LINE WORKS OCR API」を選べます。データは国内のデータセンターで管理されます。
向いている企業
部署をまたいで多くの担当者が使う企業や、LINE WORKSと組み合わせてスマホから書類を送りたい企業に向いています。
気になる点
PaperOnの料金表に初期費用の記載はありません。OCR APIは単価が非公開で、利用には開発が必要です。
LINE WORKS PaperOn(LINE WORKS OCR)の詳細・資料請求
eas
出典:eas公式サイト
運営会社 | 株式会社うるるBPO |
|---|---|
料金 | SaaSコース:初期費用200,000円 |
料金体系 | 月額固定(無料分つき)+従量 |
無料トライアル | 1ヶ月トライアルプランあり(金額は要問い合わせ、別途初期費用) |
提供形態 | クラウド |
対応帳票 | 勤怠表・届出書・申込書・伝票など。非定型はオペレーターの作業割合を上げて対応 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
easは、AI-OCRとクラウドオペレーターを組み合わせたデータ化サービスです。AIが読み取った結果を人が確認・入力するため、AIだけでは読みにくい書類にも対応できます。
オペレーターは項目ごとに切り取られた画像で作業するため、1人が書類全体を見ることはありません。プライバシーマークとISMSの認証マークを公式サイトに掲載しています。
SaaS・BPaaS・BPOの3コースがあり、スキャンや入稿の代行もオプションで依頼できます。導入は最短1週間です。
向いている企業
読み取り後の確認作業まで外部に任せたい企業や、社内に入力担当者を置けない企業に向いています。
気になる点
各プランの処理量の目安と、トライアルの金額は公式サイトで確認できません。費用はサンプルの書類をもとに個別見積もりになります。
DynaEye 11
運営会社 | 株式会社PFU(リコーグループ) |
|---|---|
料金 | Entry Lite:初年度504,000円/年、2年目以降84,000円/年(年6,000ページまで) |
料金体系 | 年間ライセンス(読み取り放題プランあり) |
無料トライアル | 60日間の無償トライアル(枚数制限なし) |
提供形態 | オンプレミス(PCにインストール) |
対応帳票 | 活字・手書き(AI-OCR付きプラン)・マーク・バーコード。定型帳票、請求書などの非定型・準定型帳票 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
DynaEye 11は、インストールしたPCの中でOCR処理が完結するオンプレミス型のAI-OCRです。書類の画像を社外に送らずにデータ化できます。
2つのOCRエンジンの結果を比べる「ベリファイOCR」を搭載し、読み取り結果の確認を効率化できます。Entry/Entry AI-OCRは枚数に制限がなく、処理量が増えても費用は一定です。
1997年の販売開始以来、累計8,500社以上の利用実績があると公式サイトで公表しています。
向いている企業
個人情報を含む書類を社外に出せない企業や、毎月の処理枚数が多く費用を一定にしたい企業に向いています。
気になる点
初年度の費用は50万円〜200万円台と大きめです。生成AI連携オプションなどの価格は公式サイトのページ上で確認できません。
AISpect
出典:AISpect公式サイト
運営会社 | 株式会社ASAHI Accounting Robot研究所 |
|---|---|
料金 | プラン1:月額基本料15,000円+1枚15円 |
料金体系 | 月額基本料+従量 |
無料トライアル | 50枚分無料(期間の縛りなし) |
提供形態 | Windows用ソフトウェア(AIエンジンはクラウドで稼働) |
対応帳票 | 活字・手書き・縦書き・写真内の文字。定型・非定型 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
AISpectは、読み取りだけでなくExcelへの転記・ファイル名の変更・保存先の振り分けまで自動化できるAI-OCRです。2026年7月からは生成AIによる読み取りが標準機能になり、項目を文章で指定すれば帳票ごとの座標設定は不要です。
1か月単位で契約でき、最低利用期間はありません。利用人数も無制限で、標準版は15時までの申込みで当日から使えると公式サイトで案内しています。
読み取ったデータはサーバーに保持されず、即時削除されます。
向いている企業
月数百枚から小さく始めたい中小企業や、会計事務所のように請求書・領収書をExcelで管理している企業に向いています。
気になる点
対応OSはWindowsのみで、API連携の記載は公式サイトで確認できません。カスタマイズ版(専用AI)は2026年12月31日で新規受付を終了します。
AIRead
出典:AIRead公式サイト
運営会社 | アライズイノベーション株式会社 |
|---|---|
料金 | AIRead on Cloud:登録料200,000円、月額12,000円〜(100枚〜/月) |
料金体系 | クラウドは定額コース制、オンプレミスはサブスクリプションまたは買い切り |
無料トライアル | クラウド版の「定義レス」「AI読取」を1ヵ月無料体験 |
提供形態 | クラウド/オンプレミス(サーバー・PC)/LGWAN |
対応帳票 | 定型・非定型、枠のない手書き、チェック、丸囲み、バーコード |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
AIReadは、クラウド・サーバー・PC単体・LGWANと、4つの形態から選べるAI-OCRです。設定できる帳票定義の種類と項目数に上限がありません。
PC単体で動くStand-aloneは買い切り型で、定型帳票なら読み取り枚数は無制限です。2026年10月のアップデートでは、AI読取に生成AIのモデルが追加されました。
RPAのWinActorや、ETL・ローコード開発ツールとの連携製品が用意されています。AIRead on CloudはISO/IEC 27001を取得しています。
向いている企業
自治体や、社内ネットワークの外にデータを出せない企業、定型帳票を大量に処理する企業に向いています。
気になる点
クラウド版の上位コース(100枚超)の料金は公式サイトに掲載がなく、資料請求で案内されます。Stand-aloneは定型帳票の読み取りのみに対応します。
GenOCR
運営会社 | ジンベイ株式会社 |
|---|---|
料金 | クラウド版 Lite:300,000円/年(年6,000ページ、初期費用0円) |
料金体系 | 定額(年間のページ上限つき) |
無料トライアル | 2週間(100件まで、クラウド版のみ) |
提供形態 | クラウド/オンプレミス(GPU版・CPU版) |
対応帳票 | 手書き・活字・非定型・縦書き・表・旧字体・印影。60以上の言語 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
GenOCRは、生成AI(大規模言語モデル)でレイアウトや項目の関係を読み取るAI-OCRです。帳票ごとのテンプレート設計や学習データが不要です。
取引先コード・商品コードを補うマスタ連携や表記ゆれの吸収など、読み取った後のデータ整備まで対応します。2026年10月には、PC1台で動くオンプレミスのCPU版の提供を始めました。
ISO/IEC 27001とプライバシーマークを取得し、データをAIの学習に使わないと公式サイトで明記しています。SAML・Microsoft Entra IDによるSSOにも対応します。
向いている企業
取引先ごとにレイアウトが違う注文書・請求書が多く、テンプレートの作成に手間をかけたくない企業に向いています。
気になる点
クラウド版で年間のページ枠を超えた場合の料金は、公式サイトに記載がありません。
ジーニアルAI OCR
運営会社 | 株式会社ジーニアルテクノロジー |
|---|---|
料金 | スターター:6,000円/ユーザー・月(1〜2人) |
料金体系 | 定額(ユーザー数による課金) |
無料トライアル | あり(期間の記載なし) |
提供形態 | クラウド(Microsoft 365のExcelアドイン) |
対応帳票 | 定型・非定型・手書き・活字・FAX・写真。日本語・英語を含む17言語 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
ジーニアルAI OCRは、Excelのアドインとして動き、読み取りから転記・確認までをExcelの上で完結できるAI-OCRです。書類の文字をドラッグするとセルに転記でき、表もクリックでセルに展開できます。
セルと元の書類が連動しているため、確認の際に書類を探す手間がかかりません。生成AIによる項目抽出・翻訳・要約もオプションで使えます。
SOC 2 Type 2の報告書の受領とISMS(ISO/IEC 27001)の認証を公式サイトで公表しています。
向いている企業
経理や営業事務など、もともとExcelで書類のデータを管理している部署に向いています。
気になる点
対応OSはWindowsのみで、オンプレミス環境には対応していません。トライアルの期間と処理枚数の上限は公式サイトに記載がありません。
RECERQA Scan
運営会社 | 株式会社リチェルカ |
|---|---|
料金 | 要問い合わせ(公式サイトに記載なし) |
料金体系 | 要問い合わせ |
無料トライアル | 公式サイトの本文に記載なし |
提供形態 | クラウド |
対応帳票 | 注文書・納品書・見積書・請求書などの非定型帳票。海外のインボイスなど多言語 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
RECERQA Scanは、座標指定や学習をせずに、抽出したい項目を日本語で指示して読み取るAI-OCRです。生成AIで書類の要約や翻訳、図面の説明文の作成もできます。
書類の種類を自動で仕分け、「AIマッチ」で品名などをマスタの表記に変換できます。単位の統一や住所の形式変換といった加工も、指示を出すだけで実行できます。
大手企業向けの運用サポートが付いており、受発注業務の自動化サービスと組み合わせて使えます。
向いている企業
海外取引のインボイスと国内の請求書をまとめて処理したい企業や、受発注業務全体を自動化したい企業に向いています。
気になる点
料金・トライアルの条件・セキュリティ認証は公式サイトで確認できません。資料請求や問い合わせで確認しましょう。
AnyForm OCR
運営会社 | 株式会社ハンモック |
|---|---|
料金 | 要問い合わせ(年間サブスクリプションライセンスと一括買い取りライセンスから選択) |
料金体系 | 年間ライセンス/買い切り |
無料トライアル | 帳票の認識精度を確認できる無償評価あり |
提供形態 | オンプレミス(Desktop/Enterprise) |
対応帳票 | 活字・手書き英数字・手書き日本語・マーク・非定型帳票(座標指定方式)・可変明細 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
AnyForm OCRは、AI型と非AI型の2つのOCRエンジンで読み取り、結果が一致すれば確定、不一致なら要確認にする特許技術「WOCR」を搭載したAI-OCRです。
帳票の設計はノンプログラミングで、項目をマウスで範囲指定して設定できます。FAX注文書・チェーンストア統一伝票の事例があり、FAX受注の入力に使われています。
UiPathなどのRPAと連携でき、SQL Serverのマスタを直接参照して読み取り結果を補正できます。
向いている企業
FAXで届く注文書を社内のPCで処理したい卸売・製造業の企業に向いています。
気になる点
価格は公式サイトに掲載がありません。公式サイトのページ上で確認できる提供形態はオンプレミスのみです。
DX OCR
出典:DX OCR公式サイト
運営会社 | 株式会社ハンモック |
|---|---|
料金 | 月額30,000円〜(税別。年額プランを月額に換算した金額、詳細は個別見積もり) |
料金体系 | 定額(年額契約) |
無料トライアル | 無償プランなし。自社帳票の無料評価あり |
提供形態 | クラウド |
対応帳票 | 活字・手書き・縦書き・表形式の明細・定型・非定型 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
DX OCRは、AIがレイアウトと項目を解析するため、帳票の設計が不要なクラウド型AI-OCRです。帳票の自動仕分けと、日付・金額・取引先を付けたファイル名の自動変更に対応します。
確認画面では確信度を色分けし、自信のない文字を赤で強調します。オプションで、契約しているクラウドワーカーに目視の入力・修正を任せられます。
box・kintoneとの連携や、複合機の保存先フォルダの監視に対応しています。1つのIDを複数人で使えます。
向いている企業
電子帳簿保存法の検索要件に合わせたファイル名で請求書を保存したい企業や、kintoneで書類を管理している企業に向いています。
気になる点
初期費用と、プランごとの枚数上限・単価は公式サイトで公開されていません。
AIよみと~る
出典:AIよみと~る公式サイト
運営会社 | 東日本電信電話株式会社(NTT東日本) |
|---|---|
料金 | プラン1:33,000円/月(読取金額19,800円/月まで) |
料金体系 | 定額(読取金額の上限つき)+超過分の従量 |
無料トライアル | 無料の読み取りデモあり。トライアル版は有料(プラン1は30日間33,000円) |
提供形態 | クラウド(LGWAN接続タイプあり) |
対応帳票 | 手書き・活字・縦書き・チェックボックス・マークシート・押印 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
AIよみと~るは、手書き帳票のデータ化に強いNTT東日本のAI-OCRです。帳票をアップロードし、AIでデータ化してファイルを出力する3ステップで使えます。
ユーザー辞書の登録やデータ加工の設定ができ、NTT東日本の「おまかせRPA」と連携すれば自社システムへの入力まで自動化できます。自治体向けにはLGWAN接続タイプがあります。
データの保存場所は日本国内に限定されています。ただし、項目抽出の新しいAIモデルは、推論処理の一部に米国リージョンを使うと公式FAQに記載があります。
向いている企業
手書きの申請書・アンケートが多い自治体や、地域の中小企業に向いています。
気になる点
最低利用期間内に解約すると中途解約金がかかります。料金は「読取金額」で管理する仕組みのため、帳票の読み取り範囲と枚数から試算が必要です。
AI-OCRらくスルー
運営会社 | 関西ビジネスインフォメーション株式会社 |
|---|---|
料金 | ライト:月額3万円(月6,000項目が目安) |
料金体系 | 定額(項目数の上限つき)+超過分の従量 |
無料トライアル | 無料デモあり。有料トライアル(30日3万円など) |
提供形態 | クラウド |
対応帳票 | 手書き・活字・チェックボックス・○囲み。申込書・通帳・ハガキ・アンケート |
※2026年10月時点・各社公式サイトより
特徴
AI-OCRらくスルーは、読み取り箇所を設定し、帳票をアップロードするだけでデータ化できるクラウド型AI-OCRです。誤字・くせ字・訂正印・はみ出した文字の読み取りに対応します。
料金は読み取り項目数で決まり、1枚6項目の帳票を1,000枚読むと6,000項目と数えます。オプションで、複数の帳票をまとめて読み取って自動で仕分けられます。
運営会社はRPA「ロボパット」の販売代理店で、RPAと組み合わせた自動化の相談もできます。訪問サポート(一部有料)も用意されています。
向いている企業
申込書やアンケートなど、読み取る項目が決まった手書き帳票を処理する企業に向いています。
気になる点
基本利用量を超えた場合の単価は公式サイトに記載がありません。非定型帳票への対応も公式サイトで確認できません。
用途が決まっている方向けのAI-OCR
請求書専用・入力代行込み・開発者向けなど、用途が決まっている場合に候補になるAI-OCRを表で紹介します。
製品 | 運営会社 | 向いている用途 | 料金の概要 |
|---|---|---|---|
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 画像補正と複数エンジンで読み取る | 初期費用20万円、月額3万円〜(年間契約) | |
株式会社リコー | 請求書の読み取りと振込・仕訳データの作成 | ライトコース:初期5,000円、月3,000円(30通まで、消費税別) | |
ウイングアーク1st株式会社 | 帳票の保管・電子帳簿保存法対応と一体で使う | クラウド版:初期費用20万円、月額3.5万円/10ユーザー〜(税別) | |
Shine Co., Ltd. | オペレーターの校正つきでデータ化を任せる | 初期費用0円、毎月の従量5万円分まで無料(活字1.2円〜/項目) | |
株式会社ユニメディア | AIと人の入力を突き合わせて精度を高める | 月額5万円〜(300枚) | |
株式会社フィーチャ | オンプレミスで動く生成AI型をカスタム開発 | 初期開発費用+処理単価(要問い合わせ) | |
株式会社EduLab | 手書き文字のデジタル化(クラウド/オンプレミス) | 要問い合わせ(2週間の無料トライアルあり) | |
ABBYY | RPAと組み合わせたIDP(文書処理)基盤 | 要問い合わせ | |
株式会社ユーザーローカル | 同じレイアウトの手書き書類を無料で試す | 無料 | |
Microsoft | 自社システムへの組み込み(API) | 従量(Readは1,000ページあたり1.5ドル、月500ページの無料枠) | |
Amazon Web Services | 英語など欧米言語の書類のAPI処理 | 従量(文字検出は1ページ0.0015ドル) |
※2026年10月時点・各社公式サイトより。Azureの料金はMicrosoft公式の価格APIの東日本リージョンの値(米ドル)です。
Amazon Textractは、公式FAQで対応言語を英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ポルトガル語としており、日本語の帳票には向きません。日本語の書類を自社システムで処理する場合は、日本語の活字・手書きに対応するAzure AI Document Intelligenceが候補になります。
主要AI-OCR15製品の料金・機能比較表
AI-OCRを比べる際は、料金体系・提供形態・手書きと非定型への対応を1枚の表で見ると違いが分かります。製品ごとに料金の単位が違うため、月額の数字だけで判断しないことが重要です。
ここでは、おすすめ15選の料金体系と対応状況を一覧にします。
製品 | 料金体系 | 月額・年額の目安 | 手書き | 非定型 | 提供形態 | 無料で試せるか |
|---|---|---|---|---|---|---|
DX Suite | 月額+従量 | 40,000円〜/月 | ○ | ○ | クラウド | 要確認 |
SmartRead | 年額+単価 | 36万円〜/年 | ○ | ○ | クラウド/オンプレ | ○(500枚) |
スマートOCR | 定額 | 30,000円〜/月 | ○ | ○ | クラウド/オンプレ | ○(5日間100枚) |
LINE WORKS PaperOn | 定額(回数上限) | 30,000円〜/月 | ○ | ○ | クラウド | ○(30日間) |
eas | 月額固定+従量 | 50,000円〜/月 | ○ | ○(人の作業で対応) | クラウド | 要問い合わせ |
DynaEye 11 | 年間ライセンス | 504,000円〜/年(初年度) | ○(AI-OCR付き) | ○(項目定義が必要) | オンプレ | ○(60日間) |
AISpect | 月額+従量 | 10,000円〜/月+従量 | ○ | ○ | Windowsソフト | ○(50枚) |
AIRead | 定額/買い切り | 12,000円〜/月(クラウド) | ○ | ○ | クラウド/オンプレ | ○(1ヵ月) |
GenOCR | 定額(ページ上限) | 300,000円〜/年 | ○ | ○ | クラウド/オンプレ | ○(2週間) |
ジーニアルAI OCR | ユーザー課金 | 5,000円〜/ユーザー・月 | ○ | ○ | Excelアドイン | ○ |
RECERQA Scan | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 記載なし | ○ | クラウド | 記載なし |
AnyForm OCR | 年間/買い切り | 要問い合わせ | ○ | ○(座標指定) | オンプレ | ○(無償評価) |
DX OCR | 定額(年額) | 30,000円〜/月 | ○ | ○ | クラウド | 帳票の無料評価のみ |
AIよみと~る | 定額+超過従量 | 33,000円〜/月(税込) | ○ | ○(項目抽出) | クラウド | デモのみ無料 |
AI-OCRらくスルー | 定額+超過従量 | 3万円〜/月 | ○ | 記載なし | クラウド | デモのみ無料 |
※2026年10月時点・各社公式サイトより。税込・税抜の扱いは製品ごとに異なり、表記がないものは各社の表示どおりに記載しています。○は公式サイトに対応の記載があるもの、「記載なし」は公式サイトで確認できなかったものです。
無料で試せる製品が多いため、候補を2〜3製品に絞ったら、同じ帳票で読み取り結果を比べましょう。
AI-OCR導入の進め方【4STEP】
AI-OCRの導入は、製品選びより先に、対象の帳票と処理の流れを決めると失敗しにくくなります。読み取る書類が決まっていないと、トライアルで正しく比べられないためです。
ここでは、AI-OCRを導入するまでの進め方を4つのステップで解説します。
【STEP1】読み取りたい帳票と月の枚数を洗い出す
最初に、AI-OCRで読み取りたい帳票の種類と月の枚数を洗い出しましょう。帳票の種類と枚数が分かると、料金体系と候補の製品を絞り込めるからです。
たとえば、「取引先から届く請求書が月800枚、手書きの申込書が月200枚」のように、帳票ごとに枚数と読み取りたい項目を一覧にします。繁忙期の最大枚数も書いておくと、料金の試算に使えます。
【STEP2】2〜3製品の無料トライアルで実際の帳票を読ませる
次に、候補の2〜3製品で無料トライアルを申し込み、実際の帳票を読ませましょう。各社が公表する読み取り精度は検証の条件が違うため、自社の帳票で比べないと判断できないからです。
比べる際は、項目ごとの正答率と、修正にかかった時間を記録します。ただし、トライアルで使う書類に個人情報が含まれる場合は、社内の情報管理ルールを確認してから送ってください。
【STEP3】確認・修正の担当と連携先を決める
製品を決めたら、読み取り結果を確認する担当者と、データの連携先を決めましょう。確認の工程と連携先が決まっていないと、データ化した後の作業が手作業のまま残るからです。
たとえば、「経理担当が金額だけ確認し、RPAで会計ソフトに登録する」のように流れを決めます。社内でRPA連携や業務設計まで手が回らない場合は、AI導入コンサルに相談する方法もあります。
AI導入の業務設計から支援を受けたい場合は、AI導入コンサル・AX支援の比較も参考にしてください。
【STEP4】1つの部署で始めて対象の帳票を増やす
AI-OCRの運用は、1つの部署・1種類の帳票から始めて、効果を確認しながら広げましょう。最初から全社で導入すると、帳票ごとの設定や確認ルールの調整が追いつかないためです。
たとえば、経理部の請求書で1〜2ヶ月運用し、削減できた入力時間を測ってから、営業部の注文書に広げます。効果を数字で示せると、他部署への展開や予算の確保が進めやすくなります。
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AXとは?AIコンサルの支援内容・導入の流れと成功のポイント
AI-OCRに関するよくある質問
AI-OCRの導入を検討する際によく出る疑問をまとめました。料金・精度・無料ツールなど、比較の前に確認しておきたい内容です。
ここでは、5つの質問に回答します。
AI-OCRと従来のOCRの違いは何ですか?
AI-OCRは、ディープラーニングで学習したモデルを使い、従来のOCRが苦手だった手書き文字や非定型の帳票も読み取れる点が違います。従来のOCRは帳票ごとに読み取り位置の設定が必要でしたが、AI-OCRには項目名の指定だけで読める製品もあります。
AI-OCRの料金はどのくらいですか?
AI-OCRの料金は製品と処理枚数で大きく変わり、本記事で紹介したクラウド型には月額1万円台から20万円程度までのプランがあります。2026年10月時点の公式サイトでは、AISpectが月額10,000円〜(税抜・従量別)、LINE WORKS PaperOnが月30,000円〜(税抜・年額契約)などです。処理枚数で総額が変わるため、月の枚数で試算しましょう。
無料で使えるAI-OCRはありますか?
株式会社ユーザーローカルの「無料手書きOCR」は、法人・個人にかかわらず無料で使えると公式サイトで案内しています。有料製品でも、AISpect(50枚)やSmartRead(500枚)のように無料トライアルを用意している製品があります。
AI-OCRの読み取り精度は100%ですか?
AI-OCRの読み取り精度は100%ではなく、どの製品でも人による確認が必要です。各社が公表する精度は検証の条件が違うため、自社の帳票でトライアルをして比べることが重要です。
手書きの帳票もAI-OCRで読み取れますか?
多くのAI-OCRは手書き文字の読み取りに対応しています。ただし、自由記述まで読めるか、縦書きに対応するかは製品によって違うため、トライアルで実際の帳票を読ませて確認してください。
まとめ
AI-OCRは、手書きや非定型の帳票を読み取り、入力作業を確認作業に置き換えられるツールです。本記事の要点は、以下のとおりです。
- AI-OCRとは、AIで文字認識の精度を高めたOCRで、生成AIで項目を抜き出す製品も増えている
- 料金体系は従量課金型・定額型・買い切り型の3種類で、月の処理枚数で総額を比べる
- 選ぶ際は、帳票への対応・料金体系・確認画面・連携先・セキュリティの5つを確認する
- 読み取り精度は自社の帳票で比べ、2〜3製品の無料トライアルを使う
AI HACK for Bizでは、本記事で紹介したAI-OCRの資料をまとめて請求できます。AI-OCRの比較・資料請求ページから、自社の帳票に合う製品を比べてみてください。
\ 料金・カリキュラム・助成金の活用例をまとめて確認 /
バイテック法人AI研修の資料をダウンロード(無料)RECOMMEND
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